遠隔治療のふしぎな話

遠隔治療のふしぎな話

少し前のブログでも書きましたが、先月夫が緊急入院した時のお話。

一か月ほど前に突然38度以上の熱を出し、すぐに熱は下がったものの下腹部の痛みがしばらく続き、病院に行って診てもらったところ、腸の一部に腫瘍があり膿が出ているとのことですぐに入院しなければならない状態だと。

夫は子供の頃に腹膜炎になり大変な思いをしたことがあるので、何十年も経ってまた同じようなことになるとは思いもしなかったようです。

家で待機していた私は連絡を受けすぐに病院に向かいましたが、入院期間中は家族でも面会ができないと伝えられ、超不安な気持ちで夫と離ればなれになり。。。

当の夫は入院直後から点滴&絶食生活が始まり、もはや自分では何もできない状態に。

家に一人残された私も心配だったけれど、とにかく自分ができることをしようと思い、去年から教わっている治療家の先生に連絡し遠隔治療のやり方を教えてもらいました。

既に遠隔治療の手順などは教わっていたのですが、より具体的なやり方で夫の体にアクセスできるように、治療すべき内臓の箇所やエネルギーの入れ方など細かくアドバイスしてもらいました。

これまでも自己流のやり方で知り合いから頼まれて遠隔治療をしたこともあるし、エネルギーは時空を超えるってことも知ってはいたけど、さすがに今回はちょっと自信がありませんでした。

でももうその時はやるしかなく、できるできないとか言ってる場合じゃなかったので、とにかく教えてもらった手順を頭に叩き込み、いざ遠隔での治療を始めることに。

静かな部屋の中で目を瞑ってゆっくりと呼吸をし、まずは自分の頭頂部の第7チャクラから体にエネルギーを入れるイメージで満たしていきました。

その後は教わった通りに目の前に夫の体があるつもりで、小腸、大腸と順番にエネルギーを入れていきます。

膿が出ている箇所からは膿が塵となって出ていくイメージをしました。

ちなみに目を瞑っていたけど、膝の上にはサルのぬいぐるみを置き夫の体の代わりになってもらいました(笑)

もともと手の平にエネルギーを感じやすい体質なので既にビリビリ伝わってくるものはあったけど、そのまましばらく治療を続けていると、ある時、急に手がグッと前に引っ張られるような感覚に。。。

ん???自分で動かしてる?・・・

と一瞬思ったけど、その後もどんどん手が勝手に動き出し。。。

右手が前の方に持っていかれ、そのままこぶし大くらいの丸いものを包み込むような動きをし始めました。

解剖学の勉強をしていたおかげで、体のどの辺を触ってるのかがなんとなく分かり、脾臓か腎臓のあたりを触っているのかなと思いながら動きに身を任せていました。

なめらかな動きというよりは、カクッ、カクッ、と段階的に手が動くような感じで、まるで見えない何かに動かされているような不思議な感覚。

きっと夫の体を治療して下さっているんだと思ったら、感謝で涙が溢れてきて止まらなくなり・・・

そんな動きに身を任せながらも、頭の中では教わった箇所の治療イメージを同時にやっていました。驚きつつも一方で思考は冷静にやるべきことをやろうとするんですよね。

目を開けると終わってしまうような気がしてずっと閉じていたけれど、手の動きがだんだん大きくなってきて、両手を180度に広げたり、体をよじって向きを変えたり、、、

これ一体いつまで続くのだろうか。。。なんて思いながらしばらくすると、両腕から自然にスーっと力が抜けていくのが感じられました。

最後はマリオネットのようにダランと腕が垂れ下がり、終わったのが分かりました。

 

もう、それはそれはすごい体験で、しばらくは放心状態だった私。

まるで体に電気が通った後のようにジワジワ、ビリビリ、軽く寒気もしていました。

治療家の先生からモルフォジェネティック・フィールド(形態形成場)という領域に繋がれば勝手に手が動いて治療をしてくれるということを教えてもらっていましたが、これがそうゆうことなのかと身をもって体験した気分でした。

でも、まさか目の前に体が見えない状態でそんなことが起こるとは…

私にとって衝撃的かつ忘れられないような出来事でした。

翌日、入院している夫に連絡すると昨日はよく眠れて調子も良いとのこと。

2週間くらいの予定と言われていたけど、経過も良く結果的に1週間で無事退院でき、今はだいぶ元気になりました。

あの日の体験以降、自分の中で何かが覚醒したような感じがして、前よりも見えない世界の存在を信じるようになった気がします。

見えなくてもいつもそばで見守ってくれていて、お願いすれば助けてもらえる。そんな風に思います。祈りとかもきっと同じなんじゃないかと。

とまあ、いつものごとく長くなりましたが、以上、遠隔治療のちょっと(だいぶ?)ふしぎなお話でした。

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