【長崎旅その①】四次元パーラーあんでるせんへ
知ってる人は知ってると思うけど、長崎にある不思議なお店「あんでるせん」のマジックショーを見に1泊2日で行ってきました。
毎月1日に2か月先まで予約を受付けているのだけど、その予約がとにかく争奪戦で何百回と電話してやっと繋がるような感じらしい。
電話のみの受付なので、この時代にNTTの電話回線がパンクするほどだとか。
以前から行きたいなぁと思っていたら、昨年末にワークショップにいらしたMさんが「あんでるせん」に10年前から行きたいと思ってると突然話をされて、これはもしや行く流れになるかもと。。。
Mさんは100回以上電話したけど繋がらず諦めていたらしく、私が電話すれば取れる気がすると言うので、ダメ元でかけてみたら1回で繋がりました。
呼ばれた人しか行けないとか言われてるけど、電話したのが1日じゃなかったのでそれが逆によかったのかも。
カウンター席が6席あって座って見たい人は1日に電話しないと無理だけど、立ち見だったら別の日でも空きがあれば取れるっぽいです。
私が電話した時もたまたまキャンセルが出たとかで運良く予約することができました。
Mさんと私の共通の知人でもあるヨガ講師のあきさんも誘って3人で行くことに。
飛行機恐怖症なので大丈夫かなとかなりびびってたけど、行きも帰りも隣にあきさんに座ってもらい、いざとなったら手を握ってくれるというのでお言葉に甘えることに(笑)
幸い出発の日は天気も良く、さほど揺れることもなく(揺れがとにかく怖い私)、途中上空から見えた富士山を撮影する余裕もありました。
長崎って地図で見ると遠いと思ってたけど、飛行機だと羽田から2時間くらいで着いて意外とあっという間だった。
空港でレンタカーを借りて、ショーの開始まで数時間あったので事前にチェックしておいた海辺のいい感じのカフェでランチをすることに。
店内はお洒落で窓からのロケーションも素晴らしく、おまけに料理もどれも美味しそうなものばかりでどれにしようか迷ってしまうほど。
結局私は「ペペたまベーコン」というペペロンチーノとカルボナーラをミックスさせたパスタにしました。
「あんでるせん」のショーは4時間近くあってその間食べることもできないので、ここでしっかり食事をしておかねば~ということで食後にコーヒーとケーキまでしっかりいただきました。
どれも美味しかった♡
腹ごしらえをした後は、いよいよ今回の旅の目的地「あんでるせん」へ。
お店は長崎空港から車で1時間くらい離れた川棚町という場所にあるのだけど、到着してびっくりしたのが、この川棚町は町のシンボルがインド孔雀で、日本最大数の孔雀がいる「くじゃく園」があるらしい。
駅の案内板にも孔雀のイラストが描かれていて、交番とかいたるところに孔雀の絵が。。。
なぜびっくりしたかって、孔雀は私がとても深い繋がりを感じているインドの神様「クリシュナ」のシンボルだから。
幼い頃もなぜか近所に孔雀がいたし、たまにこんな風に何も知らずに行った場所に孔雀が出てくることがある。
まさか「あんでるせん」のある場所で孔雀と繋がるとは思ってもいなかった。
そしてようやく目的地に着き、とりあえず店の前で記念撮影することに。
外観は昭和感漂うちょっと怪しげな雰囲気(笑)
右が私で一緒に写っている左の人があきさん↓
店内はショーが始まったら撮影禁止とのことで始まる前にちょっとだけ撮ったけど、人がたくさん写ってしまっているのでここで載せるのはやめておきます。
そして、肝心のマジックショーは噂に聞いてはいたけど、クオリティが高くてすごかった。
行った人はみんなあまり詳しいことは教えてくれなくて、「とにかくすごいから一度行ってみて」みたいな感じだったんだけど、なるほどこれは生で見ないと言葉ではうまく伝えられないかもという感じでした。
「何コレ珍百景」とかテレビの取材のオファーが何度も来てるらしいけどすべて断っているそう。
マジックをするのはお店のマスターで、その見た目が驚異的に若いことにも驚かされました。
既に20年以上は続けているらしいので、それなりの年齢だと思うのだけど…
マスターは大学時代マジック同好会に所属してた方で、世界で一番すごいと言われてるユリゲラーのマジックをやることができるというのを以前行った方から聞いていて、実際のショーを目の当たりにしたらそれはそれはすごかった。
マジックの技術もさることながら、とにかく超人的にIQが高い人だと分かりました。
円周率とかも子供のころから数万桁まで覚えてるらしく、お客さんに適当な4桁の数字を言ってもらい、円周率が書かれたノートの何ページの何行目の左から何番目にその数字があるとか正確に言い当てていました。
マジックだけじゃなくて、心理学とか量子力学(波動科学)、超能力、記憶力、洞察力などを総動員して、冗談を交えてエンターテインメント的に見せながら実はものすごく計算しつくされたショーという印象でした。←あくまで個人的な感想ですが
YouTubeで「あんでるせん」のショーは超能力じゃなくてマジックだと解明しようとしてる動画があって、確かにこれは高度なマジックだと思えるものもあったけど、どう考えても不思議な現象としか捉えられないものもありました。
過去にはトランプの端っこをちぎって目の前で消して、それがお客さんが家に帰ったら炊飯器の中から出てきたこともあったそう。
パラレルワールドのコントロールができるのか?それともこの人は宇宙人なのか・・・考えても私には分からない。
まあとにかく、はるばる長崎までやってきて一度は見る価値があるんじゃないかと。
これを毎日、20年以上続けられているなんてほんとすごいことだと思う。
でもね、、、すごく正直に言ってしまうと、こんなにすごいショーを見せてもらったのに私の魂はそれほど感動とか喜びみたいなものは感じていなくて、そのことに自分でもちょっとびっくりしてしまった。
なぜだか分からないけど何かモヤモヤする感じが残っていて、帰ってきて数日経った今もそれが続いている。
なんで?って言われても説明できないけど、私は感覚人間なので波動的な共鳴がないと心が動かないというか、ピンとは来なくて。
良い悪いとかじゃなくて、つながっている場所が私とは違う世界なのかなぁと。
一緒に行った二人も私と同じようにそこまでの感動とかはなかったようなので、やはり見る人によって感じ方は異なるのかも。
もしかしたら、「あんでるせん」のショーは一見スピリチュアルなように見えて、ものすごく思考的な要素で構成されているのかも…なんてことまで考えてしまった。
右脳も左脳もどっちもふんだんに使われているというか。
考えたところで本当のところはやっぱり分からないけど、これは自分の直感で受け取った素直な感想です。
でも実は、この次の日に行った場所があって、そちらに行くことがどうやら今回の旅の本当の目的だったのかもと。
長くなっちゃうのでそのことはまた次のブログにでも~
ホテル方面に向かう途中、車から見えた夕日↓