妙典でフレンチ

妙典でフレンチ

以前10年くらい住んでいた千葉県市川市の妙典。
夫と出会って初めて一緒に暮らし始めた街でもあり、とても思い出深い場所です。

妙典に住んでいるAMRiTAのカズコさんと久々に会う約束をしたので、住んでいた頃に時々通っていたフレンチレストラン「柿の樹」でランチしてきました。
あざみ野に引っ越してくる前に行ったきりなのでちょうど2年ぶり。

ここのシェフは、元々銀座の「マキシム・ド・パリ」で副料理長をされていた方で、前菜の盛り付けが毎回彩り豊かでとても美しい。
プラス300円でチキンと豚のテリーヌの前菜に変更できるとのことだったので、そちらを選択。

ランチメニューは肉か魚のコースのみで、魚介類があんまり得意ではない私は必然的にお肉のコースのみ。この日のメインディッシュは鶏肉でした。

お肉の上にはいつもジャガイモを揚げたものかな?細いパリパリしたのが載っていて、これを見た途端、「あーこれこれ」って一気に懐かしさが。。。

当時、妙典に住んでいた夫と私が入籍した頃にオープンしたお店なので、お店の歴史と私たち夫婦の年数がちょうど同じ。

結婚記念日も誕生日も休みの日のランチも決まってこちらのお店で過ごしました。

いつの間にか人気店になり、店内はお客さんでいっぱいでしたが、シェフお一人で変わらず頑張っていらして、それは嬉しいことだけどちょっとだけ寂しさもあったりして。隠れ家みたいなお気に入りのお店だったので。

2年ぶりの来店でもう忘れられてるかなとも思ったけど、席に着いた私を見つけて厨房からシェフが会釈してくださり、覚えててもらえたことにとりあえずひと安心。
口数は多くはないけれど、腰が低くて柔和な笑顔がとても素敵な方です。

銀座で副料理長までされていたのになぜこの場所で?と最初は思ったけれど、シェフのお人柄やお客さんが帰る時には必ず厨房から出てきて一人一人に挨拶をするといった接客なんかを見ていると、きっとここでこんな風にお店をやりたかったんだろうなっていうのが伝わってきます。

自費出版で本も出されていて、以前購入して読んだら、料理に対する熱い情熱がひしひしと書き綴られていました。

懐かしい街で美味しいランチ。ごちそうさまでした。

一気にこの場所に戻りたくなってしまった。。。横浜と違って千葉は坂少ないし(笑)

ランチの後はAMRiTA宅にて、カズコさんとお茶の時間&心のセラピーしてもらいました。そのお話はまた次回のブログにでも。

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