毎年のことながら、この時期になるとテレビもSNSもどこもかしこもみんな桜の風景になりますね。
でもやはり、実際に外の空気を感じながら自分の目で見る桜が一番素敵です。って当たり前か。
小学生の頃、大きな病気をして2か月くらい入院したことがあり、毎日病室の窓から外の景色を見下ろしていました。
その時は5月とか6月で桜の時期ではなかったけど、木々の緑が鮮やかでそれに差し込む日差しがキラキラしていて、その場を通り行く人とかもう何もかもが美しく見えて…退院したら絶対あそこに行こうって決めていました。
でも、いざ退院してその場所に行ったら、病室から見ていた時の景色とはぜんぜん違ったんですよね。
どこにでもあるごくフツーの光景に見えて、ふーん、こんなもんか・・・って思った記憶があります。
あんなにも憧れた場所だったはずなのに。冒頭の桜の話とは真逆の体験ですね。
欲しいものとか願い事なんかもそうですけど、欲しい欲しいと思っている時が一番幸せだったりします。
我ながら損な性格だと思うけど、欲張りすぎて、もっともっとって先を求め出しちゃうんですよね。
今のこの瞬間は十分すぎるくらい幸せなはずなのに、隣の芝が青く見えたりして「足りない」って思ってしまう。うーん、私の課題です。
と、日記のような独り言でした(笑)
明日は暖かくなるようなので、お散歩がてら満開の桜を見に行こうかな。