ロルフィング~重力に逆らわない体づくり
プロフィール写真を最近変えてみました。
昨年軽井沢に旅行に行った時撮ったものですが、デジカメではなくフィルムの写真なので、仕上がりがちょっとレトロな感じで気に入ってます。
さてさて、11月に入り風邪を引いてしまったこともあり、すっかりブログの更新を怠っていました。
もうすぐ12月。なんだか一年がとても速い。
毎年思ってるけど年々ほんとに早く感じるようになっていて、このまま死を迎えそうでちょっと怖い(笑)
昨年末くらいから地元にある「ロルフィング」というボディワークを取り入れた整体サロンに通っているのですが、このロルフィング、日本ではまだまだ認知度が低いようで知らない人も多いみたい。
そうゆう私も最初は何をするものなのか全く分かっていなくて、頭の中もハテナ?な感じでした。
もともとはアメリカの生化学者アイダ・ロルフ博士という方が考案したもので、体全体の調和を取り戻し、その人が本来持っている身体能力や治癒力を引きだすボディワークだそうです。
全身の筋膜をリリースし、重力に逆らわない楽な姿勢を学ぶことで、心身のバランスを整えていくのだとか。
こちらが創始者のアイダ・ロルフ博士。
研究者だった方ですが、ロルフィングの施術を始めたのは40歳を過ぎてからだったそうです。
日本ロルフィング協会のホームページに彼女がロルフィングを考案した経緯が掲載されていたので、興味がある方はこちらからどうぞ→ ロルフィングの歴史
説明を聞いてもいま一つイメージができなかった私ですが、なぜか興味はあったのでとりあえずセッションを受け始めました。
毎回こちらはベッドに横たわって身を任せるだけなのですが、ロルフィングの先生(ロルファー)に足先から頭まで筋膜をグイグイ押したり伸ばしたりとハンドワークでやってもらいます。
施術してもらいながらその都度、「今、体の感覚はどんな感じですか?」と聞かれるんだけど、総じて五感が弱い私にはこれといった感覚の変化を感じられず、「うーん、よく分かりません…」と答えるしかなく、、、鈍い自分がちょっと申し訳ない。
ロルフィングには「10シリーズ」という10回セットのセッションメニューがあって、昨日は7回目のセッションの日。
1~3回目は表層部、4~7回目は深層部(コア)、8~10回目が身体全体の統合を目指すという風に順を追って施術してもらいます。
確か足の方から始まって、腕とか頭とかいろんなところの筋膜リリースをしてもらい、7回目の昨日はとうとう鼻の穴に指入れられました(笑)
そんなところまでリリースするんかい!?と思わずツッコミたくなってしまったけど、至って真剣なワークなので笑いをこらえてされるがままに・・・
鼻の穴に指突っこまれてる姿はさすがに誰にも見せられないなぁ~とか思いながらも、終わった後は若干詰まり気味だった鼻がすーっと通るようになってスッキリ。
鼻だけじゃなくて口の中にも手を入れられ、筋膜のリリースをしてもらいました。
ロルフィングはなかなか世に浸透しないんですよ…と施術者である先生がいつも言っていて、さすがにここまでディープな施術は、受ける方もやる方もそんなにいないのかもって思ってしまいました。
施術後は部屋の中を歩きながら体の変化を感じてみるんだけど、私の場合、なぜかいつも手の平だけがビリビリとして、エネルギーというか電気みたいなものが放出しているような感覚になります。
施術してもらった肩回りとか腕とか、そうゆうところの変化はあまり感じないのに、手の平の感覚だけ異常に研ぎ澄まされるという。不思議です。
10シリーズも残りあと3回。
全部終わった後、自分の体がどう変化していくのかちょっと楽しみです。
五感では相変わらず感じにくくても、第六感の方が鋭くなるならそっちの方がいいかなぁなんて思ってます。