ホームページの素材用に屋外で緑をバックにサンキャッチャーを撮りたくて、我が家の専属カメラマン(夫)と共に近所の公園へ。だいぶ春めいては来たものの、まだまだ新緑がある場所が少なくて場所選びにひと苦労でした。
結局、公園は諦めてすぐ近くにあったこじんまりとした梅林でサンキャッチャーを枝にぶら下げて撮影をしていたら、近くで草刈りをしていた地主のおじいさんがノコノコとこちらに近づいてくる。
不思議そうな顔をして、「それはなんだい、ダイヤモンドかね??」と。いえいえ、サンキャッチャーって言ってガラスなんですよと答えると、「ほほぉ~」としばらく見入っていた。初めて目にしたようで、世の中にこんなものがあるんかいという表情でずーっと見ている。
お年をお聞きすると、なんと90歳で近くの畑で毎日農作業をしているという。しかもお一人で。近所でたまにお見かけしてはいたけれど、まさかそんなお年だとは思わず、恐れおののいてしまった。足腰もしっかりしているし、お顔もつやつやしているし、毎日必死にスキンケアしても小ジワを隠しきれない私とは生き方のレベルが違う…と(笑)
それはそうと、、90歳のおじいさんでもサンキャッチャーのキラキラに引き付けられるものなんだなぁと、新たな発見でもあり、ちょっと嬉しい気持ちにもなりました。撮影が終わってお礼を言い、その場を去ろうとしたら、「またいつでも使って下さい」と言って微笑んでくれました。
年齢的にはこのおじいさんの半分程度の自分。人生まだまだこれからだなぁと、ちょっと気合が入りました。