【EFT】感情開放セラピー
前回のブログの続きになりますが、フレンチレストランでランチを堪能した後はAMRiTA宅にお邪魔し、美味しいスリランカティーをいただきながら、引き続きおしゃべりタイム。
何度も来ているこちらのお宅、いつもすごーく落ち着くほっとできる空間で、壁から何から白で統一された我が家とはまったく雰囲気が異なります。
和テイストな素敵なお部屋で、漂う香りも流れている音楽も心にスーッと入ってくる感じ。
さて、今日のタイトル「EFT感情開放セラピー」。
以前、下田屋寛子さんによる【インテグレイテッド心理学】という「心のしくみ」と「悟りの教え」を統合させた心理学講座を受講したことがあります。
「心理学」とは名が付くものの、いわゆる他人の心を分析するような学問ではなく、自分の心をありのままに見て捉えていくといった、言ってみれば観察学のようなものです。
このインテグレイテッド心理学に付随したセラピーとして、自分自身の体をタッピングしながら感情を解放していく「EFT」(エモーショナル・フリーダム・テクニック)というものがあります。
今回初めて、このEFTをベースとした感情開放セラピーを体験させてもらいました。
以下、私の体に起こった反応を含めた体験談を書きたいと思います。
《EFTセラピー体験談》
↓
まず、誘導してもらいながら、目をつぶって指で優しく体のツボをトントンとタッピングしていきます。
タッピングするポイントは鎖骨の下など何か所か決まったツボがあり、タッピング中はただただ静かに自分の体を感じていきます。
トントンし続けていくこと数分、喉の奥だか頭の奥だか分からないけど、そのあたりとなんとなく繋がる感覚になり、あくびが今にも出そう、でも出ない・・・この繰り返しが続きました。
位置的に松果体のあたりが反応していたのかも。
喉のあたりに何かがある感じがするのに、どうやっても出せない。
ヘビを掴むように手でぎゅーって引っ張り出したいんだけどそれができない・・・
頭も若干ぐわ〜んと回るように気持ちが悪くなってくる。
気持ち悪さとともに、喉から出かかっているものを出そうとするとたまに「オェッ!」ってえずいて吐きそうになり、じわりと涙、鼻水も出てきて、それなのに感情は一切なし。
不思議なことに、ただ体が勝手に反応していました。
そんな状態でタッピングを続けながら体を感じていくうちに、一歩下がってその様子を楽しんでいるもう一人の自分がいることに気が付きました。
気持ち悪いんだけど、なぜか体が反応していることを嬉しく思っている自分。
気持ち悪さがだんだんなくなってくると、あからさまにガッカリしている自分…どうゆうこと?
そんな感覚を味わったあたりでワーク終了。
反応の出方は人それぞれですが、私はこんな感じで結構強めに体の反応が出てきました。
「気持ち悪いのに一歩下がってその様子を楽しんでいるもう一人の自分」 ←これが本当の私なのだそうです。(どうゆうことか、まだちょっと理解できていない ^_^; )
今回はお試しということもあって、タッピングによる体の反応を感じるのが主となったような気もしますが、特定のネガティブな感情(怒り、悲しみ、パニック障害など)を解放するのに、このセラピーはとても役に立つそうです。
私たちは、普段自分の意識として自覚している、いわゆる「顕在意識」は全体のたった4パーセント程度だそうです。
残りの96パーセントは表に出ずに「潜在意識」として体の奥に隠れています。
タッピングすることで、潜在意識に働きかけることにつながり、そこから今まで見えてこなかった感情や感覚などが呼び起こされるようです。
自分では気づいていなかった思いや反応が次々と出てくるのを、ただ見つめて受け入れていく。
こうすることで自分の中にあるネガティブな感情が解放されるようです。
今まで、たった4パーセントぽっちの表の意識で心や体を感じようとあれやこれやと試みて来た自分・・・土台無理があったわけで、感じられるわけがない。
体ってものすごく正直で、自分では意識していなくても軽く触れられるだけでも反応を起こすんだなぁと大きな発見でした。
EFT、とても面白くて興味を持ってしまいました。
体の奥の皮が一枚剥けた、そんな体験でした。