目の前で起きることに対処しないのがコツ
今年も山梨に住んでいる友人のYちゃんからたくさんの葡萄が届きました。
Yちゃんは農園で桃や葡萄の収穫の仕事をされているので、いつもびっくりするくらい甘くておいしい果物を選んで送ってきてくれる。
あまりにもおいしいので、その辺のスーパーとかで売ってるのを見ても買う気がしなくなってしまった。
というか、もともと果物はあんまり買うことはないけど。
Yちゃんは今、お父さんが病気でいろいろと大変なのに、こちらのことを気にかけて旬のフルーツを何度も送ってきてくれてます。
毎年のことながら、家族でもないのになかなかここまでできる人はいないと思うので、私も夫も感謝の気持ちしかない。
それにしても相変わらず私の周りには家族のことで大変な思いをしている人が多い気がする。
私も数年前から闘病中の父に続き、今年に入ってからは母の病気が見つかり、ここしばらく落ち着かない日々を過ごしていました。
年齢的に親が高齢な人が周りに多いというのもあるけど、それ以外にも子供のことで悩んでいるお母さんとか、なぜか本人じゃなくてご家族のことで相談を受けることがここのところ続いてました。
やっぱり大事な家族なのでなんとかしてあげたいと思ってしまうのは当たり前で、私も母に対しては少し前まで毎日遠隔でヒーリングをしていました。
最近聞き返している津留晃一さんの講話の中で、目の前で起きている現実はすべて過去に自分が発した想念が元になっているというものがありました。
何か困ったことが起きた時に、「あー困った、どうにかしないと」という気持ちで対処すると、その時に発した「困った」というネガティブな思いが想念エネルギーとなって、次にまた同じような現象が起きるそう。
時間というのは過去から未来へと進んでいて、線のように延長線上に続いているかのように思えるけど、実は「今」自分が発した思いが未来に現実化するということの繰り返しなのだそう。
なかなかうまくいかない状況が続いてる人は、現実に起きることに対していちいちネガティブな思いを発してしまい悪循環になっているのだと。
一番大事なのは過去でも未来でもなく、今この瞬間の意識であって、それを変えることで起きる未来も変わってくる。
宇宙にはパラレルワールドと呼ばれる平行世界が無数に存在していて、その中から選んだ一つが今の現実世界として見えているようです。
良くないと思えることが起きないようにするには、目の前で起きてくることに何も対処しないことだそう。
今起きていることは過去に自分が発した思いの結果なので、何もせずにただ見ていればそれはいずれ消えていくようになっている。
それをどうにかしようとすることで、またどうにかしないといけない現象が起きるらしい。
人間なのでつい感情が出てきてしまうし、これは体験してみないと分からなそう。
ということで、私は実際にちょっと試してみました。
ちょうどタイミングよく?停滞気味というか、いろいろな動きがピタリと止まってしまい、しばらくあれこれと悩み続けていたところだったのでこれはちょうどいい機会だと(笑)
今の現実は自分が発した想念の結果なんだと知った時、「あ〜なるほど」と意外にもすんなり受け入れることができました。
このことは実は何年も前に聞いて知識としてはあったので、特に抵抗もなく心に入ってきました。
今までのように現実を変えようとか、なんとかしようと行動を起こすことは一切やめて、今起きていることをただそのまま見ていようと。
要するにすべて手放しました。
それを決めた後の変化は早かったです。
数日後、それまで止まっていた流れが一気に動き出しました。
お久しぶりの人から連絡が来たり作品が立て続けに売れたりと、今まで静かだったのが嘘のようにいろいろなことが回り出しました。
あーなるほど、こうゆうことかと身をもって体験した気分。
目の前で起きることが自分が作ってると分かってからは、母のことも以前のようには心配しなくなりました。
今のこの現実を作っているのは私の想念であって、変えられるのは自分の内側だけのようなので、他人を変えようと思うことをやめました。
今見えている現実は映画館でスクリーンに写し出された映像みたいなもので、いってみれば幻想。
自分の思い一つでどんな世界も作ることができるのだと。
そうは言っても現実はなかなか…と思う人は、きっとまだそのタイミングではないのだと思います。
私も最初知った時にはすぐ受け入れられなかったので。
今はなぜかこうゆうことを聞いてもすんなり入ってくるので、やっとその時が来たのかなと勝手に思ってます。
最後に葡萄とムゥちゃんの写真↓
猫に葡萄は有害らしいので、猫を飼ってる方は気をつけて下さいね〜