【出張エネルギー整体】インナーチャイルドの施術
先日、Rさんのご実家に遊びに行った時の話を書きましたが、今日はその時にやらせてもらったお母さまのエネルギー整体のことを書きたいと思います。
私の母と同年代の70代のお母さまですが、目の調子があまり良くないとの事。
うちの母も目に関しては見えにくいとよく言っているけど、歳をとると単に視力が落ちるだけでなく水晶体が白く濁って視界がかすむ「白内障」や視神経が障害され視野が狭くなる「緑内障」、網膜の中心にある黄斑(おうはん)部が障害される「加齢黄斑変性」など目の病気になるリスクがいろいろと高まるようです。
医学的な病名だけ聞くとなんだか難しく聞こえるけど、スピリチュアル的な視点では目は実は「愛情」と関りが深い場所と言われています。
最初に体の状態をチェックをさせてもらったところ、お母さまの体はとてもバランスが取れていて両腕は左右均等に力が入るし、見た目の歪みもほとんどなくて、日ごろからセルフメンテナンスをされているとのことだったのでその成果が体に現れている感じがしました。
普段から外に出ない私なんかよりもずっと均衡が取れていて、さすが!と感心しました。
体の構造的には特に大きな調整は必要なさそうだったので、肝心の目の不調に関して具体的にどの部分を調整すれば良いのかを確認したところ、上直筋、硝子体、黄斑の調整と答えが返ってきました。
解剖図も参考にしながらしばらくその部分に向けてエネルギーを入力。
現代医学では薬か手術しかないような症例でも、その部分を治すための「情報場」と繋がることで自動的に調整がなされます。(何回かやる必要がある場合もあります)
さらに調整が必要な箇所をキネシで確認したところ、メンタルの問題として「インナーチャイルド」が出てきました。
インナーチャイルド(内なる子供)とは、幼少期に受けた心のキズが大人になっても影響を与え続けている状態のことです。
小さい頃の満たされていない感情が肝臓や副腎に残っているようで、思い当たることがあるかお聞きしたところ、母親に抱っこしてもらえなかったという寂しい思いがあったそう。
時代的にも戦後の厳しい状況の中での暮らしで、子育てが大変な母親の膝はいつも他の兄妹たちで埋まっていたそうです。
子供ながらに自分は甘えてはいけないと我慢していたというお母さま。
きっと心の中ではとても寂しい思いをしてたんでしょうね…
このお話を聞く前から、なぜか私はこの方はきっと今までとても頑張ってきたんじゃないかなという感じがしていて、体に手をあてながら癒しのエネルギーを送っていました。
途中から、お母さまの顎が小刻みに震えて涙が出るのをこらえているみたいな感じになって、「こんな風になることなんてめったにないのに」と不思議そうに仰っていました。
年齢的には私の方がずっと歳下なのだけど、その時は目の前にはまるで小さな少女がいるように見えて、手を当てながら私は何度も「もう、大丈夫」と口に出して言っていました。
記憶の中ではとっくに忘れていたとしても、抑え込まれた感情はそのままずっと体の中に残ります。
長いこと陽の目を浴びることなく深い部分にあった感情は、ようやく表に出てきたことで大きな浄化が起こります。
施術後のお母さまはすっきりした表情になり目もキラキラして、「体が軽い、軽い!」と嬉しそうに手足を動かしていました。
思いを分かってもらえたことが嬉しかったとも仰っていました。
今回の依頼者でもあるRさん(娘さん)がその後のお母さまの様子を伝えてくれて、施術後はしきりに眠い眠い眠い…と口にしていたそうです。
その後、一万歩の散歩でも安定感があったそうで、「美穂さんの施術のおかげだと思う。すごい安心感です、頼りにしてます!」との嬉しい感想を送ってくれました。(そもそも一万歩歩いているところにびっくりした私)
私たちの親くらいの世代の人たちは、今みたいに心理カウンセリングとかヒーリングみたいなものを受ける機会はなかっただろうし、潜在的に癒しが必要な人は実は身近にたくさんいるのかもしれないなぁと、私にとってはちょっと意外な気づきがありました。
出張でのエネルギー整体は、もしかしたらそんな人たちにとって需要があるものなのかも!?
分からないけど、流れに任せて依頼があればまたやらせていただきたいなと思ってます。
冒頭の写真も含めて、施術中の私をRさんがいろんな角度から撮ってくれました。
こんな風に自分がやっている姿を客観的に見ることがないので、ちょっと意外というか不思議な気分(笑)