20年ぶりの夢の国 & 懐かしい街並み

20年ぶりの夢の国 & 懐かしい街並み

普段まったくディズニーに興味がない私と夫ですが、夫の会社で無料チケットをくれたので20年ぶりに東京ディズニーランドに行ってきました。

7年くらい前までは舞浜の一駅隣の新浦安に住んでいて、あちら方面まで行くのはかなり久しぶりのこと。

毎日夜8時半になると花火の音がして、年末には家のベランダから見えるくらい近くに住んでいたにも関わらず、結局一度も園内に立ち入ることなく横浜に引っ越してきてしまいました。

ちなみに新浦安に住んでいた時には街中で顔立ちの整った外国人を見ることがよくあって、きっと夢の国でお姫様とか王子様役をやってるんだろうな~なんて勝手に想像して楽しんでいました(笑)

行ったのが日曜日で12月ということもあり、かなりの人混みを覚悟して開園時間よりも1時間遅れでゆっくり着くようにしたのだけど、それでも入園のゲート前には長蛇の列でびっくり…

これは入るのに1時間以上はかかるなと。

あとで分かったことだけど、昔はなかった保安検査ができてゲートに入る前に荷物チェックとかされるので待たされるわけだと。

夫婦ともに人混みとか並ぶのが嫌いなもので、とりあえず午前中はお隣の新浦安でランチして散策することに。

駅を降りると懐かしい景色が目に入ってきて、一気に当時の記憶がよみがえってきました。

カリフォルニアをイメージして作られた街なので道幅が広くて電線もなく、とにかく景観が美しい。

観光客用のホテルもいたる所にあります↓

住んでた当時まだ建設途中だったオーシャンビューのホテルも完成してました↓

久しぶりに見る海も綺麗ですごく癒された〜

遠くの方に見える街が幕張なのだけど↓レッドブル・エアレースという世界的な飛行機のイベントを毎年やっていて、ここが滑走路として使われていました。

住んでいた頃よく散歩した場所だったので本当に懐かしくて、やっぱりこの辺はいいね~と夫としみじみしてしまった。

実家の両親が高齢なのと、災害とかを考えた時に埋立地で海が近すぎるのはちょっと怖いなと思って引っ越したような気がするけど(今やうろ覚え)、環境的にはかなり住みやすい街だと思います。

何より横浜と違って坂がまったくないので、どこに行くにも自転車で行けるし、遊歩道とかもちゃんと整備されてて歩きやすかった。

と言っても住んでると当たり前になってしまうので、本当にいい街だったなというのは離れてみてから実感しました。

話は戻り、午後からは気合を入れて舞浜に戻り、久々のTDLを満喫しました。

予想はしてたけどものすごい人、人、人・・・

どのアトラクションも行列でレストランもいつの間にか予約制になっててどこにも入れそうもなく、ポップコーンとかチュロスの屋台も1時間近く並ばないと買えなさそうな状態。

入園料が1万円とかなり値上がりしたにも関わらず、みんなわざわざ遠くから来るんだなぁ~と。

コスプレ率がめちゃくちゃ上がってて、以前のようにキャラクターがいてもあまり目立たず、一般人との区別がつきにくかった(笑)

アトラクションは結局4つくらいしか入れず、カリブの海賊とかジャングルクルーズとか、昔からあるけど今はそんなに人気がないものを選んで入ることに。(昔はけっこう人気があったはずなんだけど)

実はその後、私にとってちょっとした事件が起こりました。

スターウォーズの世界が味わえる「スターツアーズ」の待ち時間が短かったので、スターウォーズ好きな夫のために入ることに。

以前にも入ったことがあったのだけど、どんなアトラクションなのかをすっかり忘れていて、いざ案内されて密室に着席させられて扉が閉まり真っ暗になった途端・・・なんと私、パニックを起こしそうに。

なぜか分からないけど急に心臓がドキドキしてきて、しばらくここから出られないと思ったら恐怖心が襲ってきて、「これはヤバいかも…」と。

以前、脳の検査でMRIを受けた時に味わった閉所恐怖症の時と同じ感覚で、とりあえずバッグの中に入れていたレスキューレメディを暗闇の中でがさごそと探し、飲む余裕はなかったので胸のところにずっと当てて持っていました。

目を開けてたら酔いそうだったのでほぼ閉じていて、かれこれ10分くらい?終わるまでなんとか乗り切りました。

あれは本当に危なかった。

以前は大丈夫だったはずなのに、どうしちゃったんだろう私…と

パニック障害の人はしょっちゅうこんな思いを味わっているのか…と思いながら、暗闇の中でひたすら耐えていました。

なんとかパニック一歩手前で済んだのは、やっぱりレスキューのおかげだと思います。

持っているだけでもかなりの安心感があったので。

こんな思いはもうしたくないので、スターツアーズは二度と入らない。

というかTDLはもう行くことはないかも。

正直、夢の国は私にとってただの人工的な建築物に過ぎず、何の魅力も感じず、若い頃と違ってパレードを見ても1ミリも心が動かされませんでした。

何もない大自然とか静かな場所とか、そうゆうところの方がよっぽど心が落ち着くし癒される。

それがすごくよく分かったので、今回行くことには意味があったとは思います。

この日の夕方には近くのホテルで会社主催のパーティーもあり、帰る頃にはすっかり夜になっていました。

普段と違って刺激の多い一日だったけど、たまにはこんな日があってもいいのかな。(パニックになるのは嫌だけど)

 

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