母の放射線治療に付き添った時の話
こないだゆで卵を茹でた時に剥いた殻が頭みたいだったので、黒ゴマとパプリカで顔を作ってみました(←他に載せる写真がなかったもので 笑)
それはさておき、最近母の付き添いで病院に行くことが増えて、おとといも治療のため一緒に行ってきました。
今年の初めから母はいろいろと体調に異変があり、一旦は落ち着いたものの、少し前から日常でふらつくことが多くなりました。
半年前に聴神経腫瘍という良性の腫瘍が脳に見つかり、経過観察していたのだけど、検査をしたところどうやら少し大きくなっていることが分かりました。
ただ、腫瘍が大きくなっているからふらつくわけではないそうで、逆に小さい方が脳の中で動くたびに不安定になるのでめまいが起こりやすくなるというメカニズムらしい。
腫瘍が大きくなってしまえばめまいは起こらなくなるんだけどねぇ~とお医者さんも言ってました。
とはいえ場所的に聴神経は顔面神経や脳幹にも近いので、このペースで腫瘍が大きくなるとまずいということで、今回放射線治療を受けることになりました。
聴神経腫瘍ができると最初は耳鳴りがしたり、聞こえにくくなったりするらしいけど、高齢者だと歳のせいだと思って気づくのが遅くなりがちだそう。
母も実は一年前くらいに急に耳鳴りとめまいがひどくなって動けなくなったことがありました。
MRIとかで検査しないと分からないものなので、近所の耳鼻科の受診では突発性難聴ではないかということで片付けられていました。
まあたとえその時に見つかっていたとしても、経過観察が一般的らしいので何もできなかったとは思うけど。
精密検査を受けてやっと腫瘍があることが分かり、今回放射線治療を受けることになったのだけど、その治療というのが「サイバーナイフ」という巡航ミサイルの技術を応用した機械によるの定位放射線治療だとのこと。
母の場合は腫瘍がまだ小さいので、30分程度の治療を1回受けるだけで済むと言われました。
放射線だしミサイルの技術を応用とかって聞くとちょっと恐ろしい感じもするけど、麻酔も必要なく、開頭せずに日帰りで治療ができるなんて最近の医療技術はすごいなと思いました。
病院が公開している実際の治療動画を見たら、頭の周りで歯医者さんにあるような機械が恐竜みたいに動いていて、いろんな角度から放射線を当てていました。
事前に顔に合わせてプラスチックのマスクみたいなのを作るのだけど、それをはめて治療することで標的(腫瘍)からずれることを防ぎ、誤差が出たとしても1、2ミリ以内だそう。
脳幹とか触れちゃいけない箇所は自動的に避けながら機械で当てていくらしい。
治療の前日には以前整体を一緒に学んでいた時の仲間にも相談し、遠隔でどこを調整したらよいかアドバイスしてもらい、脳の淡蒼球にエネルギーを入れたり、脳圧を下げるために脳脊髄液や血液の流れを良くしました。
あとは、なるべく放射線の副作用を減らしたかったので、胸腺、脾臓、小腸などの免疫器官も波動で強化しました。
おそらく、腫瘍を作る原因となっている感情があるはずだけど、そちらの方はまた後日対応しようかと。
先日、造影剤を使ったMRIとCT検査も受けているので、腎臓に影響が出ないよう有害物質を取り除くキレーションもかなりやっておきました。(造影剤を使うと腎臓が悪くなる可能性があるらしいので)
治療当日もできる限り母の体を整えておこうと少し早めに実家に行き、施術をしました。
こうやって書いていると、けっこう念入りに出来ることをやれたかなと思ってます。
病院の放射線科は地下にあり、「核医学」と書かれたドアで仕切られた部屋もあったりして、万が一の場合に備えて地下に作られているのかなと。
他の科よりも人が少なくて静かな雰囲気だし、入るだけでちょっと緊張してしまう。
母は私よりもビビりなので(笑)、毎回病院で血圧を測るともものすごく高くなるし、体温も普段より上がってしまう人。
でも、今回の病院は雰囲気が良くて、治療前に看護師さんが母に話しかけに来てくれて、リラックスさせてくれました。
あ、放射線科の担当医がいつも白衣を着ていなくて普段着なのが少し気になっていたのだけど、それももしかして患者さんに緊張感を与えないためだったのかな?
以前、母と通院した大学病院とは別のところなのだけど、病院によって対応ってこんなにも違うのかと思いました。
放射線の処置をする部屋は隔離されているので、他の患者さんが治療している時もこれといって何も感じなかった私だけど、いざ母の治療が始まるとすぐに身体に異変が起こりました。
まるで私が放射線を受けてるんじゃないかと思うくらい頭に何かが入ってくる感じがして、急に気持ち悪さに襲われて「なんだこりゃ!?」な感覚に。
母とは親子なので体調がシンクロすることがこれまでもよくあったけど、こんな時も受け取ってしまうとは自分の敏感さに我ながら驚いてしまった。
30分くらいの治療と聞いてたので本でも読んで待っていようと思ったけど、とてもそんな気分じゃなくなり、目を閉じて母の体に意識を送るようにしていました。
腫瘍以外に影響が出ないようガードして、入ってきた放射線をなるべく体内に吸収しないよう浄化しながら天に返すイメージをしていました。
後で聞いたら母も似たようなことをしながら治療を受けていたそう。
治療が終わって出てきた母は、私の心配をよそにすっきりした顔をして気持ち的にもほっとしたようでした。
治療中は特に何も感じなかったと言ってたけど、私はしばらく気分が悪くて翌日の午前中くらいまで引きずっていました。
逆に母は治療後も翌日も体調が良く、めまいも起きなかったといって喜んでいたけれど。
何も感じないとはいえ放射線が身体に入ってきているわけなので、治療後しばらくして頭痛がしたり吐き気を催す人もいるようです。
とりあえず特に何も起こらなかったみたいなのでほっとはしたけど、今後の副作用も心配なので毎日遠隔でヒーリングをしようと思ってます。
放射線で腫瘍が消えたわけではなく、めまいは今後も起き続けると医師には言われていて、まだまだ油断はできません。
でも、母の病気は私に対する課題だと思っているので、とにかく諦めずにやれることをしようと思います。
ぜんぜん関係ないのだけど、誕生日の日付でiPhoneにこんな写真が入っていた↓
撮った覚えはなく、他の日付の合間になぜか1枚だけ誕生日の日付で入っているので間違って撮れたものでもなさそう。
ちょっと前に見た時にはなかった気がするのだけど。
カメラの不具合なのかもしれないけど、私への何かのメッセージのような気がしてならない。
色味もインディゴ系で綺麗だし、とにかくとても惹きつけられます。
よく分からないけど消さずにお守りにしようかなと。
前回のブログにも書いたけど、今回の母の件といい、最近は周りで同じように家族の不調で苦しんでる人が本当に多くて、自分自身が試されてるような気分です。
これを乗り越えられた先には新しい世界が待ってるのかもしれないけど、今はとにかく希望を捨てずにできることをしていくしかないと思ってます。