【旅行記】初めてのお伊勢参りへ(後編)

前回のブログの続きです。

書き忘れていたけど、伊勢神宮の外宮と内宮の間に猿田彦神社というのがあって、そちらにも立ち寄りました。

猿田彦神社はみちひらきの神様とのことで、入ってすぐのところにある手水舎の柱にはたくさんのステッカーが貼られていました。

人の名前とか屋号とか、成功を願う人たちが貼っていったものらしい。

ネットで検索したらとてもご利益がある神社だと出ていたけど、ごめんなさい、私はここの神社の波動ちょっとダメでした…

人が残していった念が強すぎて、気持ち悪くなってしまった。

一緒に行った夫もそれは感じたようで、写真も撮らずにすぐ失礼しました。

感じない人には分からないだろうけど、人間の想念はかなり強い波動なので、願い事とか祈りをする神社のような場所に来ると私はその波動を感じて気持ちが悪くなってしまいます。。。

以前にも神社の中を歩いていたら急に気分が悪くなり、後ろを振り返ったら絵馬がたくさんぶら下がっている場所でした。

エネルギー酔いとか波動負けとかいろんな言い方をされるけど、単に波動に対して敏感体質なだけだと自分では思ってます。

今回の伊勢神宮も外宮の方は割と平気だったけど、参拝者の多い内宮の鳥居をくぐって宇治橋を渡り始めた途端、急に気持ち悪さが襲ってきました。

神社でここまで気持ち悪くなるのは久々で、吐き気もしてきて伊勢神宮ともなるとやっぱりこうなるのか・・という感じだったけど、とりあえずそのまま天照大御神が祀られているという「正宮」を目指して歩きました。

ちなみに、横にいる夫は鳥居をくぐってから急に舌がぴりぴりして口の中が甘くなったとしきりに言ってました(謎)

緩やかな山道を登っていき、ようやく画像でしか見たことのなかったこの場所に辿り着きました↓

撮影は階段の下までとのことだったので、この先の写真を撮ることはできません。

噂には聞いていたけれど、奥に見えている暖簾のような白い布の前で参拝をするらしく、ここでは個人的な願い事はしてはいけないそう。

少し前のブログでも書いたけど、私は神社で願い事はしないので今回も最初からするつもりはなく、日本の天命が全うされますようにと祈り、それをどうか見守っていて欲しいとお伝えしました。

ついでに言うと、自分の天命についても全うするのでどうか見守っていて欲しいと祈りました。(←個人的なことだけどお願いはしてないつもり 笑)

静かに参拝を終えてその場を離れると、それまでずっと曇り空だった雲の合間から太陽の光がさーっと降り注いできました。

これにはちょっとびっくりしてしまい、隣にいた夫もまるで天岩戸と同じだと言ってました。(天岩戸神話を知らなかった私)

天照大御神は太陽の神と言われているので、こちらの祈りに対して何か応えてくれたような気がしました。

これは伊勢神宮を崇拝してる人が知ったら怒られそうなので、私の勝手な妄想として読んでもらいたいのだけど、、、

この場所の自然霊のような存在からなんとなく伝わってきたのが、「こんな風に祀られることは本意ではない」と。

ここに神がいると思って大勢の人がやってくるけど、それは大きな勘違いなのだと。

そんな意識を持ちながら静かにただ存在している、存在しているというかじっと目を閉じて耐えているような、言葉で表現するのが難しいのだけどそんな情景が私には伝わってきて。

この場所で大いなる自然と繋がった体験をしたという夫も私と似たようなことを感じたようです。

伊勢神宮というのは人間の手が加えられた場所で、エネルギー的には本来の自然の波動とは違ったものになってしまっている。

私が来る途中で感じた深い森のような手つかずの場所こそが、昔からのこの土地の波動を宿し続けている。

実際に訪れてみてそんな風に感じました。

まあこれはひとそれぞれ感じ方があると思うので、一つの感想として捉えて下さい。

正宮の参拝を終えて太陽の光が差し込んだ後には、いつの間にか最初の気持ち悪さもなくなり、元の体の状態に戻っていました。

帰り際のルート沿いに蓮の池があり、その緑が美しかった。

一日目に外宮、内宮と見終わってしまったので、翌日はおかげ横丁でお土産を見て回り、名物の赤福もせっかくなので本店でいただくことに。

元々あんこ好きではないので赤福にはそこまで興味はなかったけど、本場のものは違うかも!と思って食べたら味は同じでした(笑)

粒あん派の夫もこしあんの赤福にはあまり惹かれなかったみたい。

松坂牛も食べてみたかったけどいいお値段だったので、帰る前に普通の牛丼の並盛を食べることに。

でも、これがまたすごく美味しくて、普段吉野家とかしか食べてない庶民の私達には大満足でした♪

二日目は朝から雨が降ったりやんだりな天気で、それでも内宮周辺はけっこうな観光客が訪れていました。

さてとそろそろ帰路に向かおうと車に乗った直後、急に強い雨がざーっと降ってきて、なんだか見えない存在に守ってもらえたような気がしました。

初めてのお伊勢参りはいろいろと感じるものがあって楽しかった。

一生に一度はお伊勢さんと言われてる通り、夫婦で訪れることができてよかったです。

2回目はもしかしたらもうないかな~どうだろう??

もし機会があれば、またあの森の波動を感じてみたいです。

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