宇宙飛行士の向井千秋さんが宇宙から地球を見た時に、一箇所光の柱が立って見えたところがあったそうで、その場所が茨城県日立市の山の中にある「御岩神社」のあたりだそうです。

日本最強のパワースポットとも言われているそうで、そんな話を聞いた私は早速夫に頼んで一泊二日の旅行を計画し、行ってきました。

エネルギーに敏感な友達から、「ここの神社は他と全然気の流れが違う」と聞いていて、実際に行ってみたら、なるほどちょっと感じるものが他とは違うなという気がしました。

パワースポットと言われている場所に行くと、私はエネルギー負けするのかほぼ必ずといっていいほど気分が悪くなってしまいます。
今回もそれを覚悟して行ったのだけど、予想に反してここは全然大丈夫でした。
むしろとても清らかな明るい空気に包まれているような感覚で、もしかして本当にパワーがある場所ってこうゆう感じなのかなと思ってしまいました。

鳥居をくぐってしばらく進むと、見事な三本杉がそびえ立っていました。推定樹齢500年だそう。

朽ち果てた木と苔のコラボがまるで芸術作品のよう。

山頂までの道のりは途中かなり険しく、普通の格好で入ったことをちょっと後悔。
森の中はしーんとしていて聞こえるのは鳥の鳴き声と木々の葉擦れの音だけ。

神聖な領域に足を踏み入れてしまったような気持ちで、時々立ち止まりながら頂上を目指しました。
普段はバテ気味になる夫が、なぜかここでは足取りが軽いと言って、私より先にどんどん進んでゆき・・・

歩き続けること小一時間。ようやく視界が開け、山頂に到着。

行った日はちょうど梅雨の晴れ間で素晴らしい眺望でした。
深呼吸をして、しばし目を閉じて瞑想・・・したかったけど、それはできず（笑）
瞑想とかって何度も試みているけど、かえって雑念が出てきてしまい、私はニガテです。。

神社だけならわざわざ山を登らなくても参拝できますが、山頂のこの景色は素晴らしいので天気が良ければぜひ登ってみることをおすすめします。
但し、道のりがけっこう険しいので雨の日は入山できず、時間も午後3時までとなっているのでご注意を。