夏の風物詩シソジュース作り&初めてのローズウィンドウ

前回からちょっと間が空いてしまった久々のブログ更新。

なんだか最近は気持ちが乗らず、やや低迷気味な日々を過ごしていました。

とはいえ日常は穏やかに過ぎていて、毎日ニャンコと一緒にお庭で過ごし、本を読んだり大好きなコーヒー飲んだり、多分忙しい人から見たらかなり平和で幸せな時間の中にいるのだろうと思っています。

そんな中、今年も近所の家主のおじさんの畑で取れた赤シソをたくさんいただいたので、夫と二人でシソジュース作りをしました。

とにかく大量のシソをまずは綺麗に洗って葉っぱだけ取るのだけど、この作業が一番大変。。。

畑から取ったばかりの葉っぱなので虫がいることもあり、夫に手伝ってもらわないことには触る勇気が出ません(笑)

その後、鍋に水を入れてこのシソを煮出すと赤かった葉っぱは緑色に変わり、お水の色が赤く染まります。

5分くらい煮てシソだけ取り出して、再び赤く染まった水を火にかけ、砂糖を入れて最後にクエン酸を入れると鮮やかな色のシソジュースのできあがり。

自分の家用と実家用、あとはお客さんに出したり、この時期に会うお友達に少しお裾分けしたりもします。

写真のように炭酸水で割って飲むとかなり美味しくて、一度飲んだ人からはたいていまた飲みたいとリクエストされます。

シソジュースは胃腸にも良いらしく、赤シソはカリウムが豊富なので体内のナトリウムを排出して血圧を下げる効果もあるのだとか。

話は変わって、ちょっと前にネットでたまたま「ローズウィンドウ」というステンドグラスを紙を使って表現するアートみたいなものを見つけて、一目見た瞬間その美しさに惹きつけられてしまいました。

ローズウィンドウは直訳すると薔薇窓で、ヨーロッパの教会などにある幾何学的な図形によって構成されているステンドグラスのことを言うそうです。

薔薇窓の技法には数百年の歴史があって、ローズウィンドウはその伝統的な技法を色のついた専用の薄紙を使って再現するドイツ発祥のペーパーアートなんだとか。

元々は2、3枚の紙で遊ぶドイツの子供向けの教材だったのだけど、日本で2006年に中山真季さんという方が新たな技法を考案し、作品を次々と発表していったことで広まったそう。

こちらが早速購入した中山真季さんの本↓

本には作り方や図案も載っていて、材料さえあればすぐに作れるようになっています。

すぐに作ってみたかったので、薄紙や枠などの材料もまとめてひと通り入手しました。

数枚だけのビギナーセットとかあったけど、形から入る私は最初から全色セットなるものを購入!

熱しやすく飽きっぽいので無駄にならないことを祈ります。。

初めてなのでいちばんやさしいレベルのデザインを選んで好きな色の紙を使って作ってみることに。

この紙がおそろしく薄くて気をつけて扱わないとぐちゃぐちゃになってしまいそう。。。

小さい頃、折り紙を折ってハサミで適当に切り込みを入れて、開いたら綺麗な模様ができるのがすごく楽しくてよく遊んでいたけど、まさにそれの大人版といった感じ。

子供の頃みたいに適当に切るわけにはいかず、下絵に合わせてずれないようにカッターでちょっとずつ切らなければならないのが思った以上に大変で首や肩が痛くなってしまった。

なんとか頑張って切ったあとはこんな感じになりました↓

全部切った後、折りたたまれた紙を広げて重ね合わせて、ようやくローズウィンドウが完成です。

一部綺麗にカットできなかった部分もあったんだけど、完成した作品にLEDライトを照らしてみたらなかなかいい感じでした。

たった3枚しか使っていないのにこんな風に美しい幾何学模様ができるなんて感動です。

すごく繊細な作業なのでせっかちな人や時間がない人には向いてないと思うけど、ひたすら紙をカットしている時は無心というか、「今ここ」のマインドフルネス状態なのでサンキャッチャー作りにちょっと似てるなと思いました。

次回はもう少しレベルの高い作品を作ってみたいと思ってるので、完成したらまたお披露目します♪

ローズウィンドウは選んだ色の周波数で自分を癒すことができる色彩療法の一面もあるらしく、同じ図案でもその人が選ぶ色によってまったく違った雰囲気の作品になるみたいです。

それもまた面白いというか、自分のエネルギーみたいなものを客観的に見ることができる気がしてちょっとワクワクしています。

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