謎めいた臓器【脾臓】のことが書かれた本

数日前に久しぶりに買った本。
少し前に本屋さんで見つけて気になってはいたのだけど、まだ読み途中の本もあるし、1冊3000円もするし、どうしようかな~とその時は買わず。
同じ本屋で再び目に飛び込んできたので、これはもう買う流れかなと迷わず入手しました。
表紙の青いステンドグラスの絵にも惹きつけられてしまった。
スイス・ドルナッハにあるゲーテアヌムの青の南窓だそう。
人体を医学ではなく、エネルギー的な視点で捉えて書かれたシュタイナーの本だけど、目次を見て私が一番気になったのが「脾臓」についての項目があったこと。
脾臓がいかに重要な臓器か、あまりそんな風に書いてある本にはこれまで出会ったことがなかったので。
脾臓というのは左の脇腹あたりにあるにぎりこぶし大の臓器で、現代医学ではあまり重要視されていません。
実は私も、解剖学の勉強をするまで脾臓は実際には存在しない幻の臓器だと思っていました(苦笑)
急に走った時に左の脇腹が痛くなる経験をした人も多いと思うけど、あれは脾臓の部分に痛みを感じているらしい。
事故などで損傷した際には摘出することもよくあるし、脾臓を取っても人間は生きることができる。
ただ、脾臓は免疫器官の一つでもあるので、取ってしまうと抵抗力が下がり風邪などを引きやすくなるそう。
盲腸(虫垂)も同じく、取ってしまうと免疫系が弱まるし、寿命にも影響すると聞いたことがある。
ちなみにどんな臓器も物理的に体から摘出しても、エネルギーとしてはその場に残り続けるようです。
脾臓は特に、エネルギー的な視点では非常に重要な器官と言われていて、以前通っていた整体の講座では、良いものも悪いものも全てのエネルギーは脾臓から入り盲腸に溜まると教わりました。
体を正面から見た場合、斜め右上から斜め左下に一直線上に矢のように入る感じ。
この辺は知識として学んだことなので、なるほどそうか~と頭での理解で終わったのだけど、実は遠隔ヒーリングをしている時に手が勝手に動いて脾臓を調整することがよくあります。
受けられる人の写真を見ながら意識を合わせていると、右手が脾臓がある場所に勝手に持っていかれ、握りこぶしくらいの丸みのあるものを掴んでいるような動きをすることがあるので、たぶん今、脾臓を調整しているんだろうなということが分かる。
そんなことが今までに何度もあったので、脾臓というのはきっと大事な臓器なんだろうなとなんとなく感じていました。
ルドルフ・シュタイナーのことはこれまで「シュタイナー教育」くらいでしか私は知らなかったのだけど(サンキャッチャーと関りがあるので)、人体に関する本も書かれているとはちょっと驚きでした。
マニアックすぎて興味を持つ人がどれだけいるのか?な気がするけど、私にとっては今まで謎だった脾臓のことが解明されるかもととてもワクワクした気持ち。(←まだこれから読むので)
世の中いろんなヒーラーがいて、解剖学の勉強までしている人はもしかしたら少ないのかもしれないけど、人体の構造を知ることでより精度の高いヒーリングができるようになると私は思っています。
敬愛するイギリスのハリー・エドワーズも基本的な解剖学の知識は必要だと自身の著書の中で言ってました。
ヒーリングは自分ではない高次の存在がやってくれているのを毎回感じているけど、それは現世で医療や治療に関わる仕事をしていた志の高い魂たちがサポートしてくれていることもあるらしい。
もし、私がそんな魂だったら、体に無知な人よりもある程度知識を持った人を媒体として役に立ちたいかもなんてことを思いました。
だからと言って知識で一杯になってしまうとパイプ役(道具)としての純度が下がりそうなので、インプット中毒にならないよう情報はほどほどに取り入れるようにしないと。
関係ないけど、本の美しいブルーの表紙を見ていて「静寂」というワードが頭に降りてきました。
自分にとって静けさはとても大事なものなので、それを確保するためには、アピールをしすぎない、人の真似をしない、プラスではなくマイナスをしていくこと。
その中でうまくバランスを取る。
これが大事。
言ってることが伝わる人がどれだけいるだろう?
誰にも伝わらなくても、自分の中にあればそれでいいのだけど。