あっという間にもう4月。

桜の開花は今年は遅いみたいだけど、先日実家に行った時に母校（高校）の近くを通ったら見事な満開の桜が一か所だけありました。

父が先月82歳の誕生日を迎え、プレゼントという名目でうちにあるのと同じ施術用のベッドを購入し、これから週に一度くらいのペースで出張で整体をしにいってあげようかと。

以前から時々実家でやってはいたのだけど、いつも布団の上だったので足を上げたり頭部のクラニアル調整がしづらくて、ベッドがあったらなとずっと思っていました。

父は間質性肺炎という病気で少し前から酸素吸入をしていて、仰向けになると毎回激しく咳き込んだりして施術中はなかなか落ち着いてできませんでした。

でも、先日ベッドの上で頭蓋骨の調整をしていたら突然呼吸が落ち着いて、本人もすごく穏やかな様子になり、クラニアルのすごさというか可能性を感じました。

頭蓋骨を調整したことで脳と髄膜の間を流れている脳脊髄液の流れが良くなって呼吸がしやすくなったのかも。

クラニアルと書いていますが、一般的にはクラニオ・セイクラルセラピー（頭蓋仙骨療法）と呼ばれているものです。

頭蓋骨から仙骨まで脊髄でつながっているので、頭の歪みを調整することで全身の巡りが良くなり、自然治癒力も上がると言われています。

頭部のそれぞれの骨ごとに内臓とも関係していて、父の場合、肺炎なので肺とリンクしている上顎骨を緩ませ（かなりガチガチだった）、他にもひと通り調整を試みたら呼吸に変化が起きました。

調整といってもクラニアルの場合1g程度の力加減と言われていて、やられている側は軽く手を触れられてるくらいの圧しか感じません。

逆に圧を加えすぎると逆効果になるので、頭部の調整をする時には力を入れ過ぎないように気をつけるようにしています。

ヒーリングとか見えないエネルギーをまったく信じてない父だけど、整体後には体調が良くなるらしく喜んでくれているみたいです。

病院でお医者さんはクラニアルはしてくれないと思うけど、頭蓋骨の調整は本当に重要なので治療の一環として取り入れてくれたらもっと良くなる人が増えるのにと思います。

少し前からクラニアルのことをもっと基礎からちゃんと勉強しようと思ってこちらの本を読んでいるのだけど、自閉症とか障害がある人にも効果があった症例などいろいろと書かれています↓

ちなみにこの本ではクラニアルセラピーのことを、

全身のすべてのシステム内にある液体の流れを改善する。そうすると細胞への栄養補給が高まり、体組織から有害物や老廃物が除去され、免疫細胞の循環により、病気を引き起こす細菌やウィルスに対し体に自然に備わった抵抗力が高まり、臓器や組織に新鮮な血液が運ばれ、脳脊髄液の流れが良くなる。」

と説明しています。

話は戻り、私の母も少し前から体調を崩し、メンタルがかなり落ちてしまっているので、最近の私は毎日の母の遠隔ヒーリングと実家に行って両親二人の施術とちょっとだけ頑張っています。

頑張るというか、施術の練習ができる良い機会でもあるので前向きにとらえるようにしてます。

みんなそうだろうけど、歳を取るといろいろ出てきますね。。。

やっぱりなんだかんだ健康が一番大事だと思うので、そのために何をしたら良いのかということをもっと本気で考えようと思います。